「場を選べ、人は場に染まる」
タイトルの言葉は、為末大さんの言葉なのですが、最近これを感じる事が多いです。
何かを批判するとき、気が付けば自分もそれと同じ語法、語り口になっているパターンが多いのです。
しかも、考えているときはそれに気が付かないもので、少し冷静になってみると、
この考え方こそがそれと同じではなかろうか。
というもの。
酷いときは、言っている言葉そのものも同じだったりするのです。
「場を選べ、人は場に染まる」
自分が独自に考えているつもりでも、それは環境にかなり影響されている事を考えた方が良いのかもしれない、と感じています。
では、場を選ぶときには何を基準にしたら良いのか。
これが、問題のカギなのですが。
最近、気が付いたのは、中学の時の部活を選ぶ感じを参考にしたら良いかもしれない、という事です。
選ぶ基準としては、
自分がそれを好きだから。
あるいは逆に、それを克服したいから。
仲の良い友人がそれを選ぶから。
顧問の先生と気が合いそうだから。
他にもいろいろあると思うのですが、ざっと思い当たるのはこんな感じです。
注意したいのは、
克服する、という点について。
物事を進める際、それを
苦行と捉えるか、道楽ととらえるか。それによってかなり差が出てくる気がします。
ここでもまた為末大さんの言葉なのですが、
競技において、努力して死にもの狂いの選手にとって一番怖いのは、マラソンの高橋尚子のように
「本当に楽しい42.195Kmでした!」と完走後に笑顔で言えるような選手だそうで、
そもそものスタートと言うか、動機というか、そういう走る前の何かの時点で既に次元が違っていて、
それは確かに敵にしたくはないなぁ、と。
こう書いてきて気が付いたのですが、
自分がこうしてブログに書くことも、普段の生活で考えていることも、話すことも、
かなり、他人の考え方、語り方、台詞に影響されているという事。
それが、その時は自分オリジナルの考え方であり、台詞であると思っているのです。
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忙しくなると、歯磨きにさく時間が短くなる傾向にあります。
最近は歯磨きにあまり力を注げず、なんとなく歯がゆい感じです。
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9月は、中旬に田舎に帰る予定です。お盆に帰れなかったので、
1か月遅れなのですが。