下駄で散歩してきた。
今日は、とても天気が良かったので、散歩をしてきた。
市内の街路樹は桜が多く、この時期はとてもきれいだ。
ただ散歩をするのではつまらいので、一本歯下駄を履いて散歩してみた。
昨年の春もこの下駄で散歩をしたのだが、写真を撮ってくれる人がいなかったため、
写真に残すことが出来なかった。
〜序章〜
今の職場で働き始めて、そのお給料でまず買ったのが、
iPodと、この一本歯下駄だった。
一年半ほど無職の時があったのだが、再び手にすることが出来たお給料で、
この一本場下駄を手に入れた時の感動は未だに忘れられない。
ちなみに、こちらの写真の右側が昨年の春に買った一本歯下駄。
このずしっとした厚みが好き。
〜いよいよスタート〜
今年は、強力な友人(ますかっち)に同行してもらい、
散歩の光景を写真に残すことができた。
桜がきれいに咲いていたので記念に。
歩く。
一本歯下駄は、見た感じ歩きづらいイメージがあるが、意外と歩きやすい。
竹馬とかに比べると、全然楽な感じがする。
一輪車とか、ローラースケート、その他色々と移動手段はあるけれども、
一本歯下駄は、そのどれよりも楽に移動できる。
途中、信号に引っかかる。
↑
この写真をご覧いただければお分かりになるかもしれないが、姿勢がとても良くなる。
日頃、デスクワークで腰が痛いわ、という方にお勧めしたい一品である。
終始、無言…。
ちなみに、下駄のつま先部分を地面につけて休憩もできる。
便利!
選挙の看板。
今年は、市長選、市議会議員選があるのだ。
バス停にて。
こちらを向くとこんな感じ。
(写真のサイズが違うのは気にしないでいただきたい)
道の途中、
花を愛でる下駄男。
(ますかっちによるリクエスト)
なかなか絵になっている気がする。
橋を渡る。
ちなみに、道中、中学生とすれ違ったが、男女とも無反応であった。
かなしい。
からまれても、それはそれで怖い気もする。
黄昏。(石原裕次郎をイメージ)
海からの風が直に足の指を通るので、すごく気持ちよかった。
湿気が増す、これからの季節にピッタリ。
〜交差点〜
交差点を渡るときは、急がないといけない気になる。
それでも、早歩き。
走ると、ちょっとかっこわるい感じがする。
友人ますかっちによる、
本日のベストショット。
途中、本屋さんで立ち読み(中にいます)
他のお客さんの会話が、すべてこの下駄関係の会話ではないか、と自意識過剰になってしまうが、
そこはそこ。
普通に、立ち読みもできた。
後半、少し疲れてしまった。
スタート時は高かった太陽も、帰り道ではかなりかなり傾き、
影もかなり長く伸びていた。
〜ウンテイに挑戦〜
帰りしな、
公園によりウンテイをすることに。
(ますかっちによるリクエストの為)
子供用のため、足がつきそうで、しんどい。
それでも、果敢にトライ。
感想。
①まず、一本歯下駄をはくことによって、目の位置が高くなり、
視野が広がる感じがします。
②人の反応が楽しめます。
③会話のきっかけになります。
特に、子供、お年寄りからの反応が良かった印象。
子供から挨拶されました。
普段、歩いていても挨拶とかほとんど無いです(ご近所さん除く)。
会話のきっかけ、コミュニケーションの道具になるのが意外でした。
とても楽しい一日でした。
おしまい。