最近気になっている事。
社会人になると、年功序列で、一定したフレームがあるのだろうと思っていたけれど、
違っていた。
実際は、思ったよりも流動性が高いようだ。
後から入ってきた人が、先にいた人の上司になったり、
先に出世したり。
そういう事をいくつか見てきた。
そういう仕事は、得てして楽な仕事ではないし、
誰もがやりたがるような仕事でもないかもしれない。
例えば、品質保証だったり。
一時期、自動車の部品工場で品質保証の事務をしていた時があった。
当時の上司は、朝から晩までクレームの電話をとり続けていた。
大変な仕事だと思った。
それでも、社長からの信頼は厚く、頼りにされていた(時々、ストレスで病院へ行っていたようだけれど)
その上司は、自分より先に入社していた人の上に立っていたのだった。
働く場合、
どのようにその人の能力に合った給与を出すか、
よりも
どのような給与体系の時に、或いはどのような環境の時に、その人はより能力を発揮できるか、
もっと言えば、その人がその人の能力を超える事ができるか
という問いかけの方が良いはずだ
という話が耳に残っている。
雇われている人間が言う言葉ではないかもしれないけれども、
先日見たテレビ番組でも
ある翻訳会社の社長のモットーとして
「雇うなら全員、社員で。それが利益を出すために相応しい選択だと思うから。」
みたいな事を言われていた。
どうすれば、モチベーションを維持できるのか。
最近はこればかり気になるのだけれど、
先日為末大のつぶやき
道は、やりたくなくなった所で終わる。だから遠くまで行きたい人は”やりたい”という思いを何より大切に扱う。
— 為末 大 (@daijapan) October 4, 2011
そうなのだ。
やる気は、取り扱いが難しいように思う。
難しいというよりも、
気に掛ける、
大丈夫か、死んでないか、へたばってないか
と、
フォローしてやるべきものなんじゃないだろうか。
やる気。
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最近は、『罪と罰』を読んでいます。
『悪霊』
も読んでみたい。