かもしれないブログ

月一更新です。

読書。

やっと『罪と罰』の上下巻を読み終えました。

文化資本の獲得を目的に読んでいました。

文化資本とは何なのか、よくわかっていないのですが。

この本を読んだ感想は、

まず、

「学生時代に読まなくてよかったかもしれない」

という事です。

主人公が、どこか自分と似ているような気がして(多分こういう所が著者のすごい所だと思うのですが)

学生時代に読んでいたら、良くも悪くも(というか往々にして良くない方で)影響を受けていたかもしれません。

この作品の中にある「本の毒」にやられていただろうと思います。

実際、この作品は中毒性があるというと語弊があるかもしれませんが、

何度も何度も読み返したくなる、

繰り返し読んで、本の中を散策してみて

前には向けなかったところに視線を持っていくなどして

何度も探検してみたい、

そんな気がしました。

次は

同じくドストエフスキーの作品

死の家の記録

を読んでみようと思います。