親戚に会う
久しぶりに親戚に会った
10年振り、それ以上会っていなかった人もいた
前に会った時は3歳くらいだった人が成人していたりもした
昔は従兄弟の中では一番年長だった
今もそうなのだけれど
大人になってしまうともう皆横一列という感じがする
いろいろな要素で
追いつかれていたり追い抜かれていたり
ライフイベントをこなすという面では
僕はかなりゆっくりな方だ
祖母の姿を見ると
いろいろ考えてしまって
ちゃんとしないとなぁ
というか、ちゃんとしたい
と
思った
最近ファッション雑誌を読んでいる
ファッション情報の中に
いくつかコラムがある
それによると
というか
それによっても
これからは地方の時代だ
みたいな
若者は都会中心から地方に重心を移しつつある
ということらしい
僕は生れてからずっと地方にいる
し
これからもおそらく地方に「居続ける」と思う
選んでそうなったのではなくて
僕には都会で生きていく為に必要な何かがごっそり抜け落ちている
欠落している
それはおそらく僕にはどうしたって手に入らないものかもしれない
これからは地方だ
と言われても
正直ピンとこない自分がいる
どこに住むか
というのは
人生においてかなり重要な要素であるにもかかわらず
僕はいろいろなところを行き来したいと思っている
でも
それも結局は日本海側の地方の町であって
都会ではない
いまのところ
もっと
何というか
顔の見える範囲で生活したいな
と
感じるようになった
今の僕には
そういうのが
とても大切なのだ
数年前に全然好きでなかった物を好きになっていて
我ながら自分のことをいまいち信じられない部分がある