かもしれないブログ

月一更新です。

本を読むのがわりに好きです

いま読んでいるのは、村上春樹さんの「村上ラジオ2」

村上春樹さんや内田樹さんの「どうでもいい話」を読んでいると

不思議と気持ちが穏やかになる

そこには誰のことも批判されておらず

ただそこに何かがあるのだけど

それはどうでもいいことと言いながらも

その人の人柄のようなものが

滲み出ているから

だと思う

本を開くたびに

あー

これは僕のために書かれた本なのだな

と感じてしまう

そう感じさせる何か

多分それは

どうでもいい

と言いながら

やはり

どこか配慮しているところがあるから

なのかも

僕は最近気が付いたのだけれど

「かもしれない」という表現が多い

このブログのタイトルにもしています

でも、

この「かもしれない」

というのは

言葉をぼやかすことで

相手との摩擦をさけようとはしているけれど

それは結局

何としても自分はこれを伝えたい

という頑なさの表れなのかもしれない

と思いました

どこまでいっても

何か

譲りたくないものが

あるのだと思うと

それはまた同時に

弱さでもあるのだろうな

そんな風に感じました