ぎっくり腰反省会。
暑い。
ついに、とうとう、8月になってしまった。
物事の流れが早すぎて、それでも必死に食らいついて行った先に辿り着いたのは、ギックリ腰という悲しい出来事だった。
ギックリ腰は悲しい。
何が悲しいって、何も出来ないのが悲しいのだ。
歩くことはおろか、座ることも難しい。じゃあ横になろうと思っても、仰向けになれない。で、腰を少し丸めた状態でひざを軽く曲げて横になるのだが、その姿勢もずっとは続けられない。
それで、さて寝返りをうとうかしらと思っても、これがまた一苦労だった。
ベストな姿勢と、ベストな寝返り以外の態勢がとれないのだった。
「安静にしていて下さいね」
健康な時なら、ウヒョー!休める!横になれる!と結構嬉しく思うだろうけれど、実際はすごく暇。何も出来ない。
誰かが「安静の大獄」と表現されていたけれど、まさにそれ。
パソコンも出来ないし、テレビも見れない。まぁ見れても横になった状態からだから相当つらいし、目にも悪そう。同じ理由で本も読めない。
ほんっとうに何も出来ないのだった。
で、この時期だと暑い。
でも、この経験を経てギックリ腰の怖さと痛さ、悲しさは痛感したので、これからは事ある毎に「腰には気を付けて」と言って行こうと思う。
正直、こうなるまでは腰痛持ちの人とか、ましてギックリ腰になる人のことを「からだの使い方がなってないからでは」と思っていたけれど、で事実そうなのかもしれないけれど、これはホントに気を付けた方が良いし、何でも無い動作からなってしまうものなのだ。重たいものを持ち上げる時はかなり気を付けるけれど、そうじゃない場合。これくらいなら大丈夫だろうと思った時だったり、あと日頃の蓄積。
あぁ、こういうことだったのね、と納得したのだった。
けがをされてる人を馬鹿にするのはよくない。でないと、自分がそうなる。何より、その人の忠告を聞けなくなる。
ギックリ腰になったことの無い人、ホントに気を付けてください。