ぽっかり感
ちょうど今はエアポケットみたいな時間が流れていて、ふわふわと漂っている。
9月5日は新月だった。
新月は何か新しい事が始まったり、始めるのによいとされているけれど
僕の場合は何があるのだろう。
鳥取市内の図書館で9月4日の新聞(日経MJ)を読んで、まるで嘘みたいだなぁというか
別の世界に迷い込んだような気がした。
ここから先はどんな展開になるのだろう。
誰にも分からない。
気が付くと視野が狭くなっている。
予定調和の最大の問題は、その筋書きにいる以上円滑ではあるけれど、新しいものに遭遇する事ができず、だから自分すら知らない自分に出会う事ができない。過去に想像のついた範囲で生きていけばそこに気付きは無く、新しい自分も無い。
— 為末 大 (@daijapan) August 24, 2013
気が付いていない間は、視野が狭くなっている。
気付いた瞬間だけ抜けられる。
ぽっかり感がある。
ぽっかり感は埋められない。
日中の喧騒が嘘のように、夜は涼しく静かだ。
あれだけ騒いだ昼が終わって、静かな夜が明けるとまた朝が来る。
その繰り返し。
『吾輩は猫である』を読み終えそうなので、次のものを探しておこうと思う。