ほんとうの事
人間はそれぞれ、他人にとってはどうでもいいような何かと戦っていて
どうでもいいような何かを目標にしていて、
だから、他人を傍から見た時は、
何を目指しているのか
何を守ろうとしているのか
何に怯えているのか
何と闘っているのか
しばしば理解不能になる
でもそれは
もしかしたら自分に理解できないだけであって、
その当人にとっては、それこそ世界の地軸と同じくらいに揺るぎない何か
なのかもしれない
人は、本当の事はめったに言わないから
何を考えているのか
正直よくわからない
それは身近であってもそうでなくても
変わらない
だから邪魔をしちゃいけないんだ
何かと戦っている人を
自分に見えないからと言って
他人にも見えていないだろうというのは
ちょっと違うのだろうな
自分が戦っている様子も
たぶん
傍から見たらすごく滑稽なんだろう
でも
それで
どこか問題があるだろうか