これは黄泉比良坂の岩の上に置いてあった桃です。
調べてみたら、
黄泉比良坂では、イザナギの命が、死んだイザナミの命に
もう一度一緒に国造りをしようと呼びかけに行った帰りに
黄泉の魔物に追いかけられて、その時に桃を投げつけて助かったという伝説があるらしい。
この日は、着いたのが昼過ぎで、その少し前に雨が降っていました。
桃はそんなに濡れていなかったから、
多分、少し前に地元の人が置いて行かれたものだろうと思います。
岩の近くには小さなしっかりした木の箱があって、
そこに藁半紙に黄泉比良坂の言い伝えが書かれたものが入っていました。