かもしれないブログ

月一更新です。

スポーツマカロン


カロンという食べ物がある。

初めて食べたのはもう何年も前の事だった。

以前、マカロンはどんな味か?という話題になった時、

僕は、

「お洒落なお菓子で、空気を食べてるみたいな感じ」

というような事を言ったのだった。

甘いのだけれど、空気を食べているような、食べごたえの無いお菓子だなぁという感想なのだ。

そして、最近、スポーツ羊羹なるものがある事を知った。

食べごたえの無い、空気のようなマカロンを、スポーツマカロンとして作る事が出来れば

空気以上の存在になれるのではないか。

そう思い、今回はスポーツマカロンを作りました。



インターネットで調べた所、まだ「スポーツマカロン」という商品は存在していない様子。

取りあえず、マカロンのレシピを参考に、

スポーツに関係するであろう物も材料に加えて作る事にした。

まず、冷凍していた卵白をボウルに入れ、自然解凍。


そして泡立てていく。

レシピには電動泡立て器を使うように書かれていたのだが、

普通の泡立て器しか無かったので、これを使う事に。

途中、粉糖やグラニュー糖を入れる所で、顆粒のアクエリアスを入れる。

混ぜる。

続いて、脂肪を燃焼しやすくするというVAAM(グレープフルーツ味)を入れる。

角が立つ。

この段階では、アクエリアスの爽やかな香りがしてすごく美味しそうな予感。

顆粒のコラーゲンも入れる。

混ぜる。

ここからが重要な工程のようで、

レシピにはマカロナージュと書かれてあった。


ゴムべらで空気の粒をつぶし、メレンゲを滑らかにするらしい。

こんな感じになりました。


オーブンで焼く。

レシピ通り、最初210度で3分。後に140度で7分。

きれいな色になった。これをプレーンと名付けたい。

続いて、

スポーツとは関係ないかもしれないが、青汁の素も入れてみた。

これだけ入れれば十分だろう。

とてもマカロンとは思えない。

同様に焼く。

一日後が食べごろとの事なので、一日冷蔵庫に入れて保管。

スポーツマカロンというからには、実際にスポーツに適しているか確認したい。

翌日、友人に同行してもらい、気比の松原へ向かった。

ここまで来て、お分かりの方もおられると思いますが、

カロン作りは失敗しました。

原因はおそらく、泡立てを手動でやったので、メレンゲが不完全だった事と、

マカロナージュが不完全だった事だと思います。

生地がゆるく、手で触ると指先にくっついてしまいました。

ですので、ここから先はマカロンスプーンで食べる事になりますが、

失敗してもマカロンはマカロンだという事で、続きも読んでいただけると嬉しいです。


まずはプレーンタイプを走る前に食べる。

カレーを食べてるように見える。

食べた感じは、すごいシュワシュワ感があります。



味はすごく酸っぱい。

グレープフルーツの味とアクエリアスの爽やかなコンビネーション。

酸っぱ爽やか、そして若干のビター感(焦げた部分)が、お口の中一杯に広がります。

酸っぱいですが、不味くはない。まさにスポーツ用の食品という感じ。

走ってみる。

くちどけが良く、お腹にたまらない。スポーツに適している。

続いて、青汁の方も食べてみる。

うーむ。

なるほど。

プレーンにあった、爽やかなコンビネーションに青汁の草のような苦みが加わって、

酸っぱ苦い。

どういう訳か分かりませんが、シュワシュワ感がプレーンタイプより大幅にアップ。

因みに、食べている最中、自然と笑みがこぼれます。

こういった表情になるのです。

初めての、酸っぱ苦い青汁タイプのスポーツマカロン

写真を撮っていた友人は、この僕の顔を見て小ばかにしていた様子でしたが、

後で同じように食べてもらったら、やはりこういう顔になっていました。

これを食べて、表情を変えないというのは

多分無理だと思います。


まとめ

スポーツマカロンはちゃんとしたものが出来れば、多分美味しいし、

需要もある。

カロリーメイトやバランスアップなどと比べて口どけが良いので、スポーツ前に食べても大丈夫そう。

爽やかな風味のプレーンタイプ。

酸っぱ苦い青汁タイプ。

どちらもちゃんとしたものを食べてみたい。

という感じでしょうか。

プレーンタイプは友人と食べきりましたが、

青汁タイプはまだ沢山残っています。

どうしよう。

このまま、青汁タイプのスポーツマカロンを友人の元に残し、

走り去りたい衝動に駆られました。