かもしれないブログ

月一更新です。

17歳の自分に言っておきたいこと。

時々ネットで、

20歳の若者に伝えたいこと、とか

30までに身に着けておくべき25個のこと、とか

30半ばまでにやっておかないと恥ずかしい30の項目、とかがある。

それについて言いたい事は特に無いのだけれど、

もし自分が、17歳の時の自分自身に何か伝えられる事があるとしたら何かなぁ等とジョギングしながら考えていた。

何故、17歳の自分かというと、

17歳の時は実際色々あったからだ。社会問題としての17歳問題等。

以下、箇条書きで列挙してみる。

@大学進学時、どこにするか迷うと思うが、こと進学に関しては己の楽観的思考・希望的観測は当てにして良い。

@留年することになったとしても、信じられないかもしれないがそれは自分が思うほど足枷にはならない。気にする必要無し。

@色々な人と交流が発生するが、その際も己の楽観的思考・希望的観測に狂いはない。

@人との交流において、本当に付き合っていて楽しい間柄であれば採算は度外視して良い。
 あまり目先の事に囚われすぎて(金銭的な面で)、交流を絶つような真似はよした方が良い。後で後悔することになる。

@大学進学後、高卒の同級生のお金使いに惑わされるが、気にする事はない。
 できるだけ、大学に足を運び、本を読んだりして過ごすと良い。あまり難しい本である必要はなくて、読んでいて楽しいと思える小説などを重点的に。特に、長編小説はまとまった時間が必要となるので、この間に読んでおくと良い。

@小説は読んでいて楽しいけれども、それを直ぐに収入と結び付けようとしないこと。

自己啓発本の流行が何度か来るが、それは自分にとってはあまり効果がない。買う必要無し。
一冊くらいは買っても良いけれども、すぐに飽きてしまう。

@読書は楽しいが、人との交流も大切に。特に自分を友達にしてくれる人には悪い人はいなかったように思う。信頼して良い。

@真面目すぎて面白くない等と言われるが、真面目なのは大切な長所。気にする必要はない。

@人前で無理に笑う必要はない。好かれようとする必要もない。

@どんな雇用形態の所であれ、自分を安売りしない事。苦手なのはわかるけれども、そこは心のどこかで常に思っておく事。

@大学在学時、暇で暇でどうしようもない時は、本を読む。それもする気がない時は何もしなくて良い。貴重な時間。

@世の中は自分が思ってるよりもかなりルーズに出来ているらしいので、少しは気を楽にして良い。

@大学在学中、就職セミナーに出るが、そこで講師の人が語る内容は10年以内に崩壊する。

@大学卒業後、『ファイトクラブ』のエンディングのような展開になる。

@大学での社会学の教授の授業はよく聴いておくように。後々その通りの展開になる。

合同会社説明会で見る会社で数年以内に会社更生法が適用される所が少なくない。
どういう所がそうなるか知る上でも、出ておいて損はない。

@人間関係と進学に関しては、己の楽観を信じて良いけれども、こと就職先に関しては驚くほどセンスが無い。

@だからといって、絶望する必要はなく、たとえどんな雇用形態であろうとも学べる事はある。

@特に、卒業後ある時期工場で事務仕事をする事になるが、それはとても勉強になる。

@仕事に関しては能率・効率云々よりも、人間関係というか、人との関わり、会話から学ぶことが多い。
 それは全然無駄な事ではないし、むしろそっちの方が大切かもしれない。
 あまり雇用形態に拘らず、気楽に、でも真面目に(ここは大丈夫だと思うけれども)働くこと。
 上司の人は、自分にいろいろプレゼントしてくれる。
 変に雇用形態に拘らない方が、可愛がられるし、色々楽しい事もあると思う。

@もう二度と会えないと思った人とも交流は意外とある。無理して維持しようとしなくても、大切な交流は自然と復活する事もある。

@一発逆転だとか、一気に正社員に成ろうなどと無理する必要はない。

@国道沿い、幹線道路沿いの店は雇用状態があまり宜しくない傾向にあるようなので注意。

@約10年後、ちょっとしたゴタゴタが発生し、その際、職場の人から信じられない言葉を言われるが、耐える事。
 そこを耐えた瞬間に自分は一つ上の段階に行っている。そしてそのゴタゴタは収まる。

@少し遠くに行ったって大丈夫。国内でれば年に2回は友人と会えるし、そんなに大袈裟に考える必要無し。

@大学卒業後、普通車が欲しくなるだろうけれども、新車なんて2年もすればものによっては100万近く安く中古で手に入る。

@自分にとっての楽しみは、金銭的な事もあるが、それと同等に本の中にもある。早くこの事に気付け。

@インターネットで、星占いサイト「筋トレ」というのがある。それつながりで面白い展開になりそうだから、そこは忘れない事。

@他人の問題、特に心理的な問題はなかなか難しい。深入りせぬ事。

@大学卒業後、4年後くらいにそれを思い知る。良い薬にはなるが、その後反動で2年間空白期間が発生する。

@あまり焦らぬこと。焦っても焦らなくても行先やペースは結局あまり変わらないような気がする。

@焦るエネルギーを読書に費やすべし。

@そのうち、携帯端末を夜中に眺めなくなるだろうが、やめろ。目が悪くなって困る。

@誰についていこうか、と考えるが仕事に関しては自分はその人を見極めるセンスに欠ける。
 強いて言えば、派遣先の工場長。そして主任。勉強になる。気楽にしていた方が、向こうも色々教えてくれるだろう。

@一時期ドライブに熱中するだろうけれど、事故には気を付ける事。

@一発逆転はほんとにやめとけ。無理だし、それをしなくて良かったと心底思う時が来る。

@人付き合いに関しては、自分を選んでくれる人を信頼して良い。あまり格好つけようとする必要はないし、相手もそんな事望んではいない。

@関係に行き詰ったら、遠くを見る事。それに付いてこれる人だけが付いてきてくれるし、自分を選んでくれたのだから、その人のセンスに任せる事。あまりそこで人を疑わぬこと。

@できるだけ長編小説を時間のあるうちに読んでおいてほしい。面白いと思えるのだけで良い。
 その楽しみが他人と共有できた時は更に楽しい。でも、だからといってそれを知識のヒケラカシにならぬよう注意する事。

@残念ながら誰とでも仲良く出来るわけでは無い。理解できない言動をとる人と出会ってしまったら、なるべくその人と距離をとる事。その人と価値観の対立から口論しても不毛。お互いに得るものは何もない。おとなしく引き下がる事。自分の世界観をその人で汚す必要はないし、それで汚れる事もないが、時間の無駄になってしまう。

@何かで罪悪感を感じる事があるかもしれない。でも、あまり引きずらぬこと。そういう時は人と話すか、美味しいものを食べるか、テレビを見るか、馬鹿な事をするなどして気分転換してやり過ごす事。

@人生は短い。短すぎる。

ハーフマラソンは走れる。臆せずエントリーすべし。生活に張りも出る。

@無理だとは思うが、あまり難しく考えぬこと。世の中は自分が思うよりももっともっとルーズに出来ている。

@自転車に乗る際は、前輪ブレーキだけを掛けるような真似は慎む事。

@もっとも重要な事は、人との交際にお金を惜しまぬこと。

こんな感じですな。

やっぱり最後の一行に尽きるように思う。