本屋へ行った。
今日は本屋へ行ってきました。
入って少し店内をウロウロした後、原発関連のコーナーで足をとめました。
偉い人たちは、どう言ってるんだろうか、どう考えているんだろうか
という、怖いもの見たさというか、冷やかしというか
そんな感じで読んでみました。
中には、前々からそういう問題について取り組んできていた人の話もあって、
そういうのは、うんうん、なるほどね。
となると思うんですけど、やっぱりニワカ学者というか
あれ以降になって、ようやく動き始めたという人たちが出す本と言うのは
少しというかかなり腹立たしいのです。
こういう所で無駄にストレスをためてしまうのが
多分、自分の良くないところだと思います。
その本の題名は、伏せておきますが、
その題名を読んだ感想は、
「いやいや、それはみんな思ってるから!」
「そういう感じの事はみんなわかってるから!」
て感じでした。
その本の中には、色々な著者がそれぞれの視点から、この問題をどう捉えるか
というのが載っていて、
全部は読んでいないのですが、
感想としては、
ある問題を解こうとするときに、どれだけそれと無関係と思える事と結び付けられるか
という点が、その文章の面白みになるような気がしました。
面白みというと、この問題に関して真面目に真剣に、命をかけて取り組んでおられる方に失礼なので、
ここから先は、その問題と切り離して、只単に文章の面白みに関してだけ書いていきたいと思います。
例えば、エネルギー問題を考える時に、人口だとか、年齢層、地形、植物の分布などと結び付けるのはすぐに思いつきます。
が、このエネルギー問題に、サブカルチャー、オタク、宗教、アニメ、映画、絵画などを結びつけると
格段に面白い文章が書けるような気がします。
つまり、読者を引き付けるための要素としては、いかにそういう一見無関係と思える要素(本当に無関係でも可)
を盛り込めるかが重要な気がしてきます。
そういうものを読みたい、という思いが自分の中にある気がしました。
上に挙げた結びつきで、個人的に面白そうだなと思うのは、
エネルギー問題の根幹に、オタクが関与していたという視点でしょうか。
あるいは、ジェンダー問題なんかも有りなのかもしれません。
つまり、こういう本だったり文章だったりを読むことで、得たいものはそういう只単の知識ではなくて
アクロバットな動きをとる考え方なのかもしれない、という事でした。
そういうものを書くためには、例えば上に挙げた例では、エネルギー問題と、オタク文化に精通していないといけないわけですが、
どなたか書いてもらえる方はおられないでしょうか。
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ここまで書いてきて、本題に戻ります。
自分が、そのコーナーに立った時の苛立ち、腹立たしさというのは何か
という事ですが、
つまり、それを出している人、書いている人が県外の人だという事だと思います。
県内の人、福井県出身の人はどう考えているのか。
そういう本を読みたいのです。
多分、探せば出てくると思います。
そういう本は、3.11以前に既に本屋にチラホラ置かれていたので
(今思うと、島のエンド部分にコーナーが作られていたので、本屋さんとしても力を入れておられたのだと思います)
探して読んでみようと思います。