NHKで爆笑問題の番組を観た。
デザイナーの人と話をしていて、
デザインとアートは違うということ。
日本は応仁の乱以降、シンプルなデザインになって、それが慈照寺銀閣から見て取れるということ。
人間・時間・世間。どれも「間」が大事なのだということ。
日本の「漫才」のような二人組でやるコメディーは珍しいということ。
を話していた。
「間」が大事なのは、なるほどと思った。
人間が、人と人の間というのは何度も聴いたことがあるけど、
時間の、時と時の間、
世間の、間。
どれも、「間」なのだという話は、初耳だった。
漫才にしても、「間」が大事なのはよく聴く話だ。
つまり、何かをしている時以上に、その「間」。空っぽの状態があってこそ生きるのだという感じ。
あと、
アートは、アーティスト、表現者のやりたいようにやるものだが、
デザインは、見る人、他人に共感されたいというのがあるのだ、という話だった。
だから、アートとデザインは違う、ということらしい。
日本のデザインのシンプルさは、
必要最小限で、すべてを表現するということを話していて、
その例として、ドイツ製の人間工学に基づいてデザインされたナイフと
日本の板前さんが使う包丁を比較していた。
あと、茶室の話もあった。