尾道ぶらり旅 ~グッとくる場面調べ~後編
尾道2日目。
宿でごろごろした後に朝食に向かいました。
朝食。おにぎりは世羅米という広島県のお米を使っているらしくって、すごく旨かったです。
チェックアウトが11時でしたので、それまで再び町をぶらぶらすることにしました。
まずは海沿いを歩きました。
昼間と違って、まだ静けさの残る海。地元の人の散歩コースでもあるらしいです。たしかに、こんなところを朝から散歩できたら気持ちいいだろうなぁ。
こういう台船も通りました。
色が黄色でこれも良かったです。
こうしてみると、町とみなとがほんとに目と鼻の先って感じです。
こういうのもたまらない。
その後、再び千光寺へ向かいました。今度は徒歩で。
実は昨日の晩、バーで一緒になった方から「千光寺はロープウェイよりも徒歩の方が絶対いい。歩いて行って、振り返り振り返りすると、どこを見ても素晴らしいよ」というようなことを言われていたのです。
千光寺を目指してスタート。なかなかの勾配。坂道をぐんぐん上がります。
なかなかきつい坂道でした。
振り返り。
振り返り。
やっと山頂に到着。
この後、千光寺にお参りして下山しました。
チェックアウトの時間が迫っていたので駆け足で下山。
でも、いちいちこういうグッとくる場面に出くわすので時間がかかる。
商店街まで帰ってきました。
普通の商店街のはずなのですが、何か魅かれるものがあります。
シャッターで閉まっているところも、あるにはあるのですがそれでも活気がありました。
チェックアウトの後、11時開店のラーメン屋「つたふじ」へ向かいました。
開店と同時に入ったのですが、開店から10分ほどで満席に。
昼には行列ができていました。地元の人も来られていました。
その後、渡船で向島に渡りました。
それにしても、どうしてこう車を船に乗せる瞬間ってドキドキするんでしょう。
右手が本州本土。左手が向島。
向島へ渡ったのは、宿泊した「あなごのねどこ」のスタッフさんから、向島にチョコレート工場があるから、もし時間があれば行ってみては、と案内されたからでした。
地図で位置を確認して、車で向かったのですが、結構山の中を走るので若干不安になりつつも、走り続けること約20分。
やっと到着!!
工場は山の上にあり、カフェも併設されていて大変眺めが良かったです。
カフェから南側、四国の方角への眺め。
天気が良ければ四国まで見渡せるそうです。
工場のスタッフさんが直接輸入しに行かれたカカオ豆。
大手の企業ではないので、輸入の際にはいろいろと大変なこともあったらしいのですが、それにしてもすごい。実は、ここを始められた方が自分と同年代の方だと分かり、それも良い刺激になりました。
試食させていただいたカカオ豆のかけら。スモーキーな味わいでした。
店内の雰囲気。お洒落。
カウンターと、その奥にチョコレートの工房。こちらでひとつひとつ作られているとのことでした。
この日、用意されていたのはカカオがパプアニューギニア産のものとベトナム産のものでした。試食させていただきましたが、パプアニューギニア産のものは粒子がわざとあらくしてあり、噛むとシャクシャクと爽やかな噛みごたえ。牛乳などは入れられていないそうなので、カカオ豆の味ってこんなのなんだ!と実感しました。
ベトナム産のものは、これまで食べた事のない面白い味のチョコレートで、少し酸味があるのですが、それもいやな感じではなく、クセになりそうな風味でした。パプアニューギニア産のものは、日本でもカカオを重視したチョコレートとかが出ていて、それと似た味だったのですが、ベトナム産のものは、ちょっと食べたことのない味でした。
店内。チョコレートへの愛が伝わってくるようです。
お土産にベトナム産のチョコレートを購入。
包み紙も南国風でかわいいです。
で、再び渡船で本州へ。
この後、再び雪が積もる中国山地を抜けて松江に帰りました。
これは、「あなごのねどこ」で購入したあなごストラップ。
ストラップもかわいいのですが、この値札なんかもうすごい。
グッとくる......!!
尾道、行く度に新しい発見がありそうな町でした。