かもしれないブログ

月一更新です。

伊香保へ行ってきた。

中学校の時に修学旅行の行先が東京で、

関東へ行ったのは、それが初めてだった。

その後、一度東京へ行ったきり、関東地方にはあまり足を踏み入れていない。


福井から伊香保のある群馬県へは、そのまま東へ進む事が出来れば、

福井→岐阜→長野→群馬。

と意外と近いような感じなのだけど、

間に飛騨山脈があって、道が無いので、

福井を出て、一度北上して

福井→石川→富山→新潟

まで来た後に、南下して

新潟→長野→群馬

と行くのが最短ルートなように思う。

朝の八時過ぎに家を出発。

そのまま高速に乗り、北陸道を北上。

上越JCで乗り換え、あらいSAで昼食。

ここまで来てまさかの牛丼(買ったのは焼き鳥丼)だったけれど、昼のめちゃくちゃ忙しい時間帯の中

店員さんのてきぱきとした対応のおかげで、10分ほどでSAを出る。

クルマの中で運転を交代しつつ、昼食を食べる。

二人での旅行だと、こうして常に移動していられるのが良いと思った。

信州中野インターで降りて(この時で既に14時頃)、

志賀高原を超えて、伊香保へ向かう。

下準備が殆ど無かったので、志賀高原がどんなところなのか、まったく知らなかった。

行ってみてびっくり。標高高い。2000m越え。

最初は、ちょっとした山を越えるものだと思っていたら、ぐんぐん上る。

ぐんぐん上って、まだ上り、やっと峠かと思っても、まだまだ続く。

そんな感じで、一緒に行った友人はとても怖がっていた。

ガードレールは殆ど、おまけみたいな感じで、「一応囲いはしてありますよ」って形だけな感じ。

硫黄のにおいがしていたりして、凄かった。

ここはまた来る価値があるなーと思った。

信州中野から志賀高原で思ったことは、三つくらいあった。

その一つが、景色の安定感というか、安心感みたいなもので、

小高い山に囲まれた独特の地形が、北陸地方にはない感じだった。

二つ目が、石の質感。自分が住んでる地域の石は、だいたい丸い。しっとりしている。

すごい塊感というか、可愛らしい感じ。

志賀高原の石は、やっぱり全然違っていて、角張っていて、乾いていて、気泡と言うか、石に隙間がある感じ。

火山地帯だから当然なのだろうけど、それが面白かった。石っていうよりも、岩のかけらとでもいう感じなのだけど、

ああいう岩は、自分が住んでる地域ではあまり見かけない気がする。

三つ目は、忘れました。

そして、やっと志賀高原を超えて、群馬に入るのだけど、その時でだいたい16時近く。

17時に現地集合だったので、ちょっと急ぎ目でしたが、なんとか時間に間に合って到着。

しーなさん達は既に着いているらしかったのですが、

旅館に入る時は、すごく緊張してしまい、

「帰るか」と友人に相談。

この時、実は自分はあまり物事を考えないようにしていました。

考え出すと緊張するのが目に見えていたから。

そして、部屋に行って、おのしゅうさん、ひのじさん、しーなねこさんの三人と対面。

ここまで来るのに、運転で程よく疲れていたせいか、それなりに自然な感じで話せてよかった。

その後、東雲さんが運転される車等も来られて、11人が集まりました。



泊まった旅館


夜の伊香保


射的場



伊香保神社


境内



旅館には、内湯があって、そこから少し離れた所に露天風呂もあった。

晩飯、朝食、とも美味しくいただいた。

あんなに充実した朝食は、そうそう無い。

玉こんにゃくに味噌が乗っていたのが旨かった。

朝食。


部屋からの景色。


朝は、6時前には目が覚めて、温泉に浸かった。


10時にチェックアウトして、

頭文字Dで出ていたという道を通り(関西方面に居るとなかなか行くことの無い場所だ)

メロディーラインを通って、榛名湖に出た。

そこでボートに乗り、

その後、伊香保グリーン牧場へ。

距離的には結構近くにあり、車で20分くらいのところだったと思う。



もーもーですが、牛は見かけなかった。



羊と、犬。この犬がすごく賢い。



羊を選別する時の囲い。親と子。オスとメスに分ける時に使うものらしい。



写真だとあれなのですが、ぶるぶるぶるぶると皆身震いみたいなのをしていて、面白かった。

あれは何かの合図なのだろうか。



草を食む羊。



THE 開放感



その後、酒蔵を見学。



帰りは、来た道をほぼそのまま通って帰った。

「勿体ない」と色々な人に言われたのだけれど、

確かに、少し勿体なかったかもしれない。

やっぱりあれだと思った。

色々計画を立てておかないと、ご飯も食べられない。

晩飯は、PAの自販機でたこ焼きを買って食べた。

美味しかったし、楽しかったので、

これも含めてよしとしたい。

家に帰り着いたのは、日付が変わって25日。1時くらいだったと思う。

無事に行って、帰ってこられてよかった。

今度は、もう少しきちんと計画を立てていけたらなと思う。

なにはともあれ、みなさんありがとうございました!




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宿泊した夜、部屋でやっていたテレビゲームが一段落した後に、

しーなさんと少しの間話すことが出来た。

何か聴きたい事は無いのか、とヨシトシさんに言われた。

特に何も考えていなかった。

聴きたい事、話したい事は色々あったのだけれど、

ぱっと出てこなかった。

それで、「朝は何時に起きられるのですか」というような事を聞いた。

暫く前までは、結構遅くに家を出ても良い環境だったのが、最近になって、

それまでよりも早めに家を出ないといけなくなったらしかった。

その、以前の遅かった時の始業時間が、自分が前に勤めていたところと同じだったのが奇遇だった。

自分も、見習って早めに起きるようにしたいものだ(今これを書いている時点で結構なあれですが)


今回行ってみて分かったことを列挙してみる。

もっと写真を撮る。車からの景色とか面白そうなものを沢山撮る。

話題のある何か、そういうのがあるといい(今回は、アーチェリーと、あと福井ネタで盛り上がってもらえて良かった)。

後は、

やっぱり今後の自分の事を考えた。

今は、殆ど専業主夫的なポジションであれこれしているのだけれど、

やはりもう一度市場に出たいと思っている。

ただ、その場をどこにするのかという事を考えている。

まー考えても仕方の無い事なのですが、自分は前から同じ問題にぶちあたってる気がする。

これまでは、その壁を見ないように、避けてきたのだけれど、

どうもこの壁は結構入念に自分の周りを囲っているようだ。

そんな訳で、この壁を見つめない訳に行かなくなってきている。

大きいことをしたい、

規模的に大きいことをしたいという思いと、

着実に進みたいという思い。

弓の大三だったり、射法八節だったりに何らかの手がかりがあるような気がしたのだけれど。

それでも、後になって

「あー、あれ、やっておけば良かった」

とだけはならない様にしたい。


難しい