ショートケーキ。
ショートケーキ。
ショートケーキは、哲学だなぁと思う。
何故かというと、なんといっても苺。
クリームの上に乗せられた苺が、そのケーキをショートケーキたらしめているのであって、
その苺を欠いたショートケーキは、もはやショートケーキでは無くなってしまっているように思う。
ショートケーキにとっての苺は、
人にとっての顔のようであって、
アメリカにとっての独立宣言書であって、
日本にとっての神話であって、
アップルにとってのリンゴのマークであって、
日の丸弁当にとっての梅干しであって、
海苔弁当にとっての海苔である。
ような気がする。
人にとっての顔、顔の中でも目玉かなぁなんて思ったりして。
彦根市における彦根城(あるいはひこにゃん)的存在なのだった。
そんなわけで、
僕はショートケーキの苺を移動させる時は、細心の注意を払うのだけれど(時々はいきなり食べます)、
それだけ大事なもんなのだ。実際。
話しは変わって、
インプットとアウトプットだけど、
インプットすると、アウトプットしたくなりますよね。
学んだ知識があると、そらがどんなに下らないモノであっても、それを誰かに伝えたくなってしまいます。
その伝達方式は、会話でも手紙でもブログでも、何でもいいんだけど、
そういう部分がある。ように思う。
時々、職場だったり学校だったりで話の長い人がいるのだけれど、
そういう人は、案外家では喋らないんじゃないかな。
僕は逆で、外では静かで家ではお喋りな感じなのだけれど、
もし家で一人ぼっちになったとしたら、その分、ブログの更新頻度が向上するように思うし、
あるいは、そういう環境に無かったら、外でお喋りしたくなる。
それも出来なかったら、たぶん頭がどうにかなってしまうんではなかろうか。
本を読んでいても、僕にとっての読書の楽しみというのは、
それを読んでいる時が既に楽しいという時もあるのだけれど、
それを人に伝えている時が楽しいなぁと思う。
読書。
僕がわざわざ本を買って読むのは、理由の一つに自信をつけたいという事があるんだけれど、
そろそろ本棚を整理しなくちゃならない状態になってきていて(要は今のこのセンテンスを書きたいという事です)
そういう歪んだそれというのもあるのだけれど、
やっぱり人に伝えたいという部分もあるのかなぁと思います。
あとは表装。
カバーデザイン。
これなんかグッと来ちゃいます。
ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11)
- 作者: レイモンド・チャンドラー,村上春樹
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/09/09
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 38回
- この商品を含むブログ (65件) を見る
これなんか背表紙で本棚におさめるのはもったいない気がしますよね。
まぁそんなこんなで、
いま昼夜逆転真っ最中ですので、
夜の読書に没頭しようかなぁ等と考えているところです。