かもしれないブログ

月一更新です。

京都へ買い物に行った。

こないだの日曜日は京都へ買い物に行っていました。

朝から雨が降っていました。

敦賀を出たのが昼前で、

堅田まで車で行き、堅田からは電車で京都へ向かいました。

京都へ着いたのは、2時を回っていたと思います。

服を探しに行ったのですが、

なかなかコレといったものが無く、

四条河原町界隈を歩き回りました。

店の中を見て回っていて、これなんかいいんじゃいかな、

と思った服が、

実は子供向けの服だったりして(自分が手にとったあと、ご夫婦が子供用にと選んでいました)

すごく恥ずかしい感じがしたのですが、

他の人は大丈夫なんでしょうか。

色々歩き回った結果、今回は服は買わない方が良いな、と思い、

四条河原町ブックファーストに入り、本を見て回りました。


色々見ていたのですが、

養老孟子の本と、あとマルクスの本を買って店を出ました。

外に出ると、

雨も少し激しくなっていました。

3時半頃に、四条のかつくらに入り、

ロースかつの120gを頼みました。

店は空いていて、カウンター席に座りました。

前に行った時と内装が変っていました。

ゆったりと出来て、丁寧に接客して頂けました。

それから、

帰りに、四条河原町のバス停でバスを待っていたのですが、

雨がシトシトと降っていました。

他の人は、皆傘を持っていたのですが、自分は持ってきておらず、

これは濡れながら待つしかないかな、

自業自得か、と思っていたのですが、

不思議と濡れません。

ふと気づくと、

自分の頭上に黒い傘が半分、覆っていました。

誰かの傘の中に入ってしまっている、

申し訳ないなぁと思って、

傘から出ようとしたのですが、

自分が少し前に行くと、傘もすっと伸びてきて、

どう考えても、誰かが自分を傘の中に

故意に入れてくれているのだと分かり、

それでも、見知らぬ人ですし、

どのタイミングでお礼を言えばいいのか分からず、

傘の中でじっと待っていました。

バス停には、バス待ちの人の列が出来ていたのですが、

自分の前の人が、列を抜けて何処かへ行ってしまいました。

前に進まないと、後ろがつかえますから、

前に行かなきゃなーと思っていたのですが、

それで足踏みしていますと、

傘を持った男性の方が

「前へ行きましょう」と言われ、

自分も「そうですね」と言いました。

この時、初めてその傘を持った方のお顔が見れ

またお礼も言うことが出来ました。

とても助かりました。

マルクスの本を買った自分でしたが、

大事な事は結局こういう事なんだなぁという風に思いました。

見知らぬ人を傘の中に入れる事。

そういう事が、スマートにできる人になりたいものです。

バスの中で、またその人にお礼を述べ、

結局それっきりだったのですが、

何かとても充実した感じがしました。

帰りに、堅田駅のコンビニでいつもより少し大きめの傘を買って帰りました。



帰り道、滋賀県福井県の県境で、

車を運転中にスリップしてしまい、

危うくスピンしてしまうかと言う事があったのですが、

あれは本当にびっくりしました。

下手をしたら、万が一の事もあったかもしれない、

と思うと、本当に怪我もなく帰ってこれてよかったです。

車は若干傷んでしまいましたが。

それを思うと、

自分は勝手に長生きするつもりでいるのですが、

それだって、いつまでこの肉体が使えるのはかは分からないのだと思うと、

心もとないというか、

もっと大事にしなきゃなぁという気持ちになります。

大事にして、

時間も大事にして。

前ばかり、上ばかり向いてしまいがちですが、


自分の足元もしっかり見据えて生活していきたいものです。