かもしれないブログ

月一更新です。

ダブルバインド雑感

世の中には、どのように答えても非難される、

いわゆる答えのない、正解のない、

問いというものがあるらしい。

正解が無い、というよりも

どう答えても

『アウト!』

な問い。

このような問いは、

日常生活の至る所に設けられているらしい。

が、

実際、そうなのだ。

どのような場合に、この問いが発動されるか、

というと、

それは、

問うものが、その問われるものを

近くに引き留めたい、

という場合がそれにあたり、

また、どう答えてもNGなので、

問う側が必然的に優位になる、という厄介な代物。

まぁ、これは内田樹さんの本に書かれてあった事なんだけど。

で、どのようにして

その問いから逃れるか、

というと、

可及的速やかにその場を去る(笑)としか書かれてなかった。

具体的なものは、

例えば

『どうして私の事が嫌いなの?』

という問いに対しては

『そういう所が嫌いなのだ』

と言って、立ち去る。

というものらしい。

しかし、それ以外の場合では、

あまり良い回答が見つからない。

何せ、どう答えてもNGなのだから、

良い回答を探す時点で

もはや相手の術中に入っているわけで、

考えられる方策としては、

沈黙以外に考えられない。

あとは、

そういう「場」をかぎ分け、出来るだけ回避する事。

これに尽きる。

世の中には、まぁ色々な人がいるわけであるけれども、

これだけの人がいるのだから、

相性の良いのも、良くないのもある訳で、

それは、人に関しても

場に関しても言えると思うのだ。

どうにも相性の合わないものと対峙すると

精神力が削られる感があるのだけど、

それは、おそらく

シグナルなのではなかろうか。

危険だ、というシグナル。

だから、別に無理して

これで磨かれるのだ、

とか

人間性が高まるのだ、

とか

そんな言葉は何の役にも立たない場合も

ある

はずだ。

それぞれが、

それぞれの

住みやすい場で

住みやすいやつらと一緒に

やっていけば

いいんじゃないですかね。

思ったりするわけで。


でも、世の中には

人を不愉快にするのが

楽しいという

人たちも

いるわけで、

要は

そういう人たちは

そういう人たちだけで

やってくれれば

いいのである。

わざわざ

こっちのテリトリーに入ってこないで


くれないか。


そういう事を思っていたら、

そうだった。

もう昨日になったのだが

NHKで夜にやっていたドキュメンタリー

NHKスペシャルを見たのを思い出した。

印象に残ったのは、

戦争を始めてから、その戦争の意味づけを行ったこと、

展開方法、終結方法が決まらないまま、戦争を開始した事。

海軍と

陸軍との考え方、戦争の展開方法に対する考え方の違い。

それが最後まで共有されなかった事。

戦線の拡大。

誰にもとめられないままの展開と、場当たり的な発想。

(軍と企業のあれこれ)

思惑が外れた際にどうするか、という認識の欠如。

これって、

何か

何かに似ている。

何かはわからないけど、

いろいろありすぎて、

頭の中で整理がついていないのだろう。

あと、

今日考えたことは、

敦賀市で何か

面白いこと

楽しいことを企画したいけども、

そうなった時に、

どんな事ができるのか

が分からないとあれだし

僕自身

わかっていないけども

でも

きっと敦賀市とその周辺には

もっといろんな人がいるはずだと思うので

そういう人たちが

集まって

何か

新しいこと

楽しいこと

できればなぁ

と思う。

とりあえず

今日は

ますかっちと

話して

桃鉄(テレビゲームの方)をやりたい

という事に

なった。

なんていうか

黙って

負けっぱなし

というか

変化を待つ

というか

そういうの

もう


もう

いいじゃないか

と思った。