禅と日本文化、を読んだ。
鈴木大拙という方が書かれた『禅と日本文化』
という本を読んだ。
もともと海外向けの本だったのを、
北川桃雄という方が邦訳して出版された本だった。
内容もさることながら、
この本、
原文は1938年出版らしく、
今は西暦2011年なので、
もう70年前の本なのだ。
邦訳の出版、第1刷は1940年らしい。
そういう本を読んで、内容が理解できる(程度はおいておいて・・・)
というのは結構感動だ。
そもそも70年前っていうのが
感覚的にぼやっとするのだが、
かなりの古き良き時代、と思わせるものがある。
戦時中なので
実際はかなり過酷だったと思う。
本文中で、
プリンシプル
という単語が出てきたりすると、ちょっと嬉しくなる。
プリンシプルは、最近覚えた単語なのだ。
そういう単語が、
70年前の本にも書かれているという事(当たり前といえば、当たり前なのだけど)
が、ちょっと感動だな、
と感じた。