かもしれないブログ

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常用辞解を買った。漢字の世界

先週、白川静さんの常用字解という字典を買いました。

辞典じゃなくて字典なんですね。

で、いくつか気になる漢字を調べてみました。

漢字の由来とか、成り立ちとかが書いてあるんですよ。

まず、驚いたのが、

」の成り立ち。

これは象形文字で、顔についている口が由来なんだろうと思っていました。

ところが、

これがそればかりではないんです。

甲骨文字とかだと、これは祝詞をいれる器の形らしいんです。

「和」にある口は、それで、禾が、軍門に立てる標識の形で、そこにその器を置くことで、平和とか、講和とか、和むとかになるそうです。

びっくり。


この器、「さい」っていうらしく、この字典のデザインにも使われています。

次が、

これはさっき調べていて印象に残ったんですけど

この由来がまたびっくりです。

これも象形文字らしいんですが、これは手枷の形らしいんです。

手枷ですむことがしあわせ、命までとられない刑でしあわせって意味らしいです。

なるほどなぁ。

でも、なんか深いですよね。


幸せが、実は手枷だったなんて。。。

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あと、今日は京都に行って印鑑の材料を買ってきました。