コンビを組んだ
ときどき、とても寂しいというか悲しいと言うか、そこまで突き詰めたものではないけれど、そういうものが不意に襲ってくる。
ぼくは、やはりこの土地に愛着を感じてる。
だったら、いっそここに住めば良いじゃないかと思うけど、なかなか踏ん切りがつかない。
今日、高校の時の友人にメールした。
漫才コンビを組もう、と。
べつに漫才がしたいわけではなく、いや、漫才でステージに立つのもしたいけど、それ以上に自分のメンタルと生活全般にプラスになるのではなかろうか、と思ったから。
オッケーをもらえた。
これは、どこか付き合う感覚に似てるのかもしれない。
何というか、安心感みたいな感じ。
ぼくは、安心したかったのか。
でも、組んだからには、ステージで披露したい。
そうすれば、狭い地元でも顔がきくようになって、色々今までになかったことがおきてくるかもしれない。
一気に進めるとつぶれるので、じわじわと。いつもの感じで。
すすめたいと思った。
進んでるのかとまってるのか、わからないくらいの、感じで。