かもしれないブログ

月一更新です。

時計の針の話。

昨日の夜七時から、高校時代の弓の同窓会へ行ってきました。

最初は欠席を伝えていたのですが、「時かけ」を観て、行くことにしたのでした。

僕の高校時代は、1年〜2年中ごろまで、ほんとにgdgdで、勉強も部活もサボりがちでした。1年の頃は、希望が見えず、日々病んでいました。

それでも、部活だけは退部せず、幽霊部員として籍だけは残してありました。

部活の団体生活に馴染めず、本練習をサボって、一人朝練をしていた時期もありました。

そういう自分ですが、高校三年になってから、一年生を教えることをやってみて、すごく楽しくなりました。

三年の最後の大会と、その後、部活を終えてからも、僕の中では部活の存在はとても大きく、大学受験の支えになりました。

僕は、きっと部活をやっていなかったら、そこまで頑張れなかったと今も思います。

でも、その反動で、大学一年の一人暮らしがとても寂しく、無理やりバイトを入れ、ストレスと不摂生で、体重が10キロ増えました(今は、高校時代以下です)

そんなこんなで、僕の中ではいつも、部活のことが頭の中にあり、そして、後輩たちのことが頭の中にあります。

僕の中で、高校の部活というのは、すごく大きい存在なのです。

それから、約10年が経った今も、僕の心の支えとなり、時には、それが僕を苦しめもします。

部活の同級生は、結婚したり、就職したりで、みんな成長しているようでした。

僕は、とても負けず嫌いな面があり、それで自分のプライド(と呼んでいいかはおいといて)を守るために、トゲでもって、自分の身を守ったりします。

それが無いと、自分を支えられない気がしていました。

でも、今回、トゲは出しませんでした。

僕は、ここ一年色々あり、ほんとに自分はどれだけ馬鹿なのかと、思っています。
これは現在進行形です。

僕は、ほんとに馬鹿だと思います。

それを確認し、また、現実を見る為に今回の同窓会に参加しました。

今までも同窓会は何度もありましたが、今回のは僕にとってとても特別なものに位置づけていました。

10年前の時計、止まっていた針を動かすために行ったのです。

針は、動きました。そして、ちゃんと2009年の8月15日になりました。

今後もこの時計は動き続けます。僕の中で。

僕が、今まだこの高校時代を過ごした土地を離れられないのも、仕事をしていた時、事あるごとにこの土地に帰ってきていたのも、理由がわかりました。

田舎で、色々面倒なこともあるけれど、僕はこの土地がすきなのです。

だから、僕は今もこうしてここに居るのです。


それが分かった一日でした。